注1:本編ネタバレ満載です。読了後お読みする事をオススメします。
注2:裏話と自己満足満載です。
注3:基本的にいわゆるト書き形式で進みます。

以上三点、オーケーな人は↓にお進み下さい。





シロウ「と言うわけで講義の時間だ。助手はアルトリアが務める。以降便宜上、俺がシ、アルトリアがア、表記になるのでよろしく」

ア「よろしくお願いします」

シ「まず、趣旨の説明になるわけだが、まぁ、本家よろしく。裏話だのネタ話だのをグダグダと進める番外編になる。都合、俺が作者の代弁者、アルトリアが補足を担うワケなので、そう言う事で」

ア「了解です」

シ「では、タイトルコールから。せーの」


シ&ア『教えれ!阿智矢先生!!』


一時間目:ストーリー編

シ「では、最初はまずストーリーから始めるか」

ア「基本的に、私のルートを下敷きにUBWをなぞる物語の予定でしたよね?」

シ「その通り。と見せかけてそうじゃないんだな、コレが。基本的に全て後付け設定。ブログの記事にもある様に、最初に書いたのが、十二話と十三話になる」

ア「十二話と十三話と言うと、私とシロウの戦いのお話ですね。いきなりあそこからですか?」

シ「うむ。もともと士剣スキーの作者だが、ある作品を見つつ、ふと思ったそうな。「コレ、剣と鞘でやったら面白くね?」と」

ア「ある作品と言うと?」

シ「Gガンとテッカマンブレードのクライマックスだな」

ア「???」

シ「まぁ、つまり、「師匠越え」と「自身の半身との決戦」と言うエッセンスを抽出したわけだ」

ア「成る程。師匠と半身ですか」

シ「本家Fateでは、自分越えはあっても定番燃えの師匠越えや親父越えが無いから、コレは良い!とティンと来たわけだ」

ア「……でも、師匠越えと言えば、鶴翼三連がソレに当たりませんか?」

シ「知らん。そんな話は知らん。士剣スキーとして、FHはどうも好かん、だそうだ」

ア「はぁ」

シ「と言うわけで、師匠越え要素に変態テラコヤス要素をプラスした結果、半ば狂信的で熱烈な鞘であるところの俺が生まれたのさ」

ア「ふむ。ではその決戦から逆算してソレまでの十一話分+αを作ったワケですね?」

シ「イエスだ。基本的にUBWを下敷きにして、アーチャーとセイバーを鞘と剣に差し替え、中ボスポジションをキャス子からライダーに変更した感じのストーリーにしたら上手い事収まってくれた、と言う感じだな」

ア「基本的に、私もシロウも一つのストーリーが終わっているわけですから、動かしやすいですしね」

シ「そうだな。基本的にはそこそこに伏線を捲きつつ士郎を如何に成長させていくかを考えてストーリー展開していったワケだ」

ア「ストーリーと言えば、基本的にバトルが多く、特にランサーとライダーが目立っていましたね」

シ「ああ。ライダーは前述の通り、中ボスと決めていたからな。セイバールートで言うところのバーサーカーのポジションだ。それと、あのタイミングでアヴァロンを使わせるためには、ライダーが最も適役だったのと、士郎を成長させるのにライダーが程良い強さだったからだな」

ア「まぁ、確かにライダーはそんな印象がありますね、マスターがマスターだけにちょうど良いのでしょう」

シ「ま、ワカメはそんなもんだ、と言う事で。ランサーに関しては、本編で非常に報われないのと、動かし易い兄貴キャラだからついつい多用してしまったと言うところだな。UBWを下敷きにする以上、教会前での決戦は使いたかったし、自害させる展開に出来ない以上は、最終決戦でアサ次郎のポジションに収めるのが分かりやすかった、のもあるが」

ア「イリヤスフィールを助けたのもランサーですよね?」

シ「ああ。あの局面で金ピカに対抗できるだけのポテンシャルがあるのはランサーしか居ないからな。あと基本的に「燃え」がコンセプトだから、ランサーは実に良い仕事をしてくれた」

ア「他にストーリーというと、ラストバトルですかね」

シ「決めていたのは、退場したはずの仲間が最終決戦で助っ人、と言う王道展開をやる事と、レストで決めることだな。UBWとFateの折衷案的な造りだ。それとケーキ入刀は勿論、バーサーカー戦のオマージュになる」

ア「だからこそ、敢えてあそこで、「投影開始」と言わせているワケですね」

シ「そう言う事だ。あとはタイトルにも触れておくか」

ア「Union of Blade and Winner。「剣と勝者の調和」と言ったところですか」

シ「剣は言わずもがな、セイバーの意。勝者は、英雄として英雄となった俺のこと。あとはソレにUが頭文字になる単語を充てて、UBWを捩ったタイトルになったわけだ」

ア「あんなにも必死に、和英辞典と英和辞典をめくったのは高校以来だとか」

シ「ストーリーついでに、全体の構成に関しても。基本的に本編プレイ済みを前提に、ひたすら端折っていった形になる。要点だけ押さえて、サクサク読める様に努めたそうだ。ダラダラと描写しても読みづらいのと、横書きでずらずら書いても読みつかれるしな」

ア「それでも22話+番外が1、概ね一話6000から8000字なので、16万字ほどで完結と言う事になりますか。400字詰め原稿用紙で単純に400枚分ですね」

シ「改行や会話文も考えると更に五割増しくらいか。そう改めて計算すると凄い事になるな……。びっくりだ」


二時間目:オリジナル要素編

シ「では、次は二次創作のお約束。オリジナル要素についてだ」

ア「結構ありましたよね?」

シ「展開に関してを除くと、射殺す百頭とミストルティン、それとUBWに錬鉄の4つになるな」

ア「ええ」

シ「基本的に射殺す~は公式設定をそのまま流用した宝具になる。神代の魔弓と言う事で、この作品のアーチャーは英雄としての純度が高い事を表現する意味もある。ミストルティンに関しては、使用のタイミングを見て貰えれば分かるが、偽・螺旋剣の代用として考えた苦肉の策になる」

ア「苦肉の策?」

シ「我が骨子は捻れ狂う、そんな文言を使える設定じゃないからな。それと、比較的要素としてお手軽な「宿り木」の神殺しと言うわけで、対バサカ用宝具として考えたら、キャス子にまで応用が効いたということになる。出番はその二戦だけだったがな」

ア「UBWに関しては、英文はそれほど変わっていませんよね?」

シ「以下全文。

 I am the born of my sword.
  体は剣で出来ている
 Steel is my body, and fire is my blood.
  血潮は鉄で 心は刃金
 I have created over a thousand blades.
  幾たびの戦場を越えて不敗
 Unable to despair.
  ただの一度も敗走はなく
 Nor able to hope.
  ただの一度の安息もなし
 Have withstood pain to create many weapons.
  愚者はただ独り 剣を抱き丘に立つ
 Yet, those hands will never release my oath.
  されどその生涯 決して虚無ならず
 Thus I save with the"unlimited blade works"
  その体は無限の剣を納めていた

と、こうだな。詳しいニュアンスは本編十三話を参照願う」

ア「特徴としては二節目。硝子が刃金になってる辺りですか」

シ「ああ。心は硝子、から変えてしまう事で、英雄としての在り方が根本的に違う事を表現したつもりらしい。hopedespairの部分は、届かない理想だと気付いてはいるが、絶望は出来ないし、だからと言って叶うと信じ切る事も出来ない。切嗣とセイバーの記憶を知ってるからな、と言う事だ」

ア「ラストの二節の変更も重要ですね」

シ「その通り。Yet~に関しては、「意味」と言う一点に関して本家UBWはどちらも否定的なニュアンスだが、「意味は有る」と断言する対比と、何も手に掬えやしないと言うアーチャーの英文との対比だな。Thusはカリバーン投影時のサブタイから。全体的に肯定的なニュアンスと鞘と正義の味方としてのアイデンティティを含ませたものになる」

ア「ふむ、では、この物語の鍵でもある錬鉄の剣。発想は何時から?」

シ「十二、十三話の発想が出来た時点でだな。石破やボルテッカよろしく、必殺技の撃ち合いをやろうと考えた結果、鞘にとって、聖剣に匹敵する武器はそれしかないだろう、と」

ア「王の剣が、自身の剣に変わった、と言うのも英雄としての純度の高さを示しているのですね?」

シ「そう言う事だ。真名に関しては作中とブログで言っている通り、「かつて」を表す「ex」を頭につけ、「勝利すべき」、「約束された勝利」とUBWの「Oath=誓い」をかけて「勝利約せし宣誓の剣=エクスカリバー」としたわけだ。本義的な意味での宝具とはずれるが、英雄としての象徴としての宝具である事は間違いない。さっそくコメントを下さった様で、感謝感謝だ」

ア「ありがとうございます。ひとまず一回目ですが、何か質問や聞きたいことが有れば、ブログか拍手でコメントいただければ、「その2」を開講する可能性も有りますのでお気軽にどうぞ」

シ「ああ、そう言えばオリジナルと言えば、もう一つ有ったな」

ア「なんでしたっけ?」

シ「君と戦った時の鎧だよ」

ア「あの竜鱗と獅子の。アレは、その、私のイメージですよね///」

シ「ああ、その通り、だが実は、アレは急遽作った設定でな」

ア「そうなのですか?」

シ「うむ、始めから「正義の味方」の象徴である赤の外套を脱いだ状態で戦う事は既定事項だったのだが、よくよくその光景を想定してみると、どうもしっくり来なくてな」

ア「成る程。確かにあのボディアーマーとズボンだけでは、「剣士」として見栄えがしませんね。狙撃手としてならともかく」

シ「そう言うわけだ。で、どうしたもんかと考えた結果、ふと思いついたのが、とある「勇者」なのはブログの通り。獅子を胸に、竜を四肢に纏うグレートな勇者をまんま人間にした鎧の構成だ」

ア「ああ、ソレとコメントでいただいていた件が有りますが……」

シ「うむ、勇者王の件だな。イメージとしてはライオン顔が胸に有るわけではない。プーマ的な紋章を左右に刻んでいると思ってくれ。スコットランドの国章をイメージして欲しい。馬ではあるが、不朽の名作「グラディエーター」のマキシマス将軍の鎧の様なモノを想像してくれても良いな」

ア「ランスロットほどでは無いですが、かなりの面積を鎧った形になりますか」

シ「コンセプトはセイバーとエクスカイザーなのは今言ったとおり。余談だがモチーフは「凄まじき戦士」だ」

ア「そう言う意味では、伝説は塗りかえるモノ、と言うのも錬鉄の剣と被りますね」

シ「ああ。オリジナル要素に関しては、こんなところか。得てして、オリジナル要素は嫌悪の対象でもあり、やもすればメアリ・スーにもなりかねないからな。出来る限り抑えるつもりだったらしいが、その辺りがどう評価されるか全て読者の皆様次第だな」


三時間目:キャラクター編

ア「次は、キャラクターに関してですね」

シ「出番で割を食ったのが、桜とワカメにアサ次郎、それに地味に言峰になるな」

ア「サクラに至ってはエピローグに何度か喋っただけでしたね……」

シ「桜が嫌いというわけではないんだが……。FateとUBWをなぞる以上、どうしても出番が……」

ア「それに、展開も省略してましたしね」

シ「扱い的に悲惨だったのが、ライダーか。中ボスとは言え、ちょっと虐めすぎ感はある」

ア「基本的に隻腕のまま、ボロボロに……ですからね……。トドメを刺した私が言うのもなんですが……」

シ「無類の姉スキーな作者的に、ライダーの様な綺麗なお姉さんは大好きだが、どうにも展開がソレを許さなかったらしい」

ア「不憫ですね……」

シ「不憫だな……。それと、バーサーカーも扱いだけで言えば不遇と言えば不遇だな。初戦と金ピカ相手に戦闘を繰り広げたくらいだ。燃え要素はばっちり有ったが」

ア「対照的に優遇されたのがランサーですね」

シ「ああ。先刻も述べたが、燃えをコンセプトにした作品だからな。彼は非常に扱いやすかった。動かすのに枷が少ない事もあって、様々な場面で繋ぎに、展開に、燃えに、救済に、と八面六臂の活躍だ。ついでに、最近は「でぃぃいいや!」な隊長の影響もあって、ランサーの印象は非常に強くて出番も増えたワケだ。反面、宝具はかなり残念な事になっていたがな」

ア「それに関しては相手が悪かったとしか……」

シ「他は概ね本編通りか。キャス子が、中ボスから降格になったが、他の部分で出番は増えたしな。UBWとFateのちょうど中間くらいの扱いか」

ア「では、次は我々ですかね」

シ「そうだな。セイバーに関しては、「Fate後、真っ当な形で英霊となったアルトリア」と言う極々良くある設定だな」

ア「それ以上、特に触れる事もないですか。ちなみにちゃんと死んでいるので、リンと契約している状態では霊体化も可能ですし、鞘を持っているので、並の傷ならすぐに癒えます。文字通り最良のサーヴァント。本編の面目躍如です!」

シ「俺に関してだが、「文字通りの正義の味方を貫き英霊に至ったFate後士郎」だな。いわゆる鞘士郎の未来と言う奴だ」

ア「貴方に関しては本編や番外で詳しく触れていますしね。読んでいただいた方には今更説明するまでもないでしょうか」

シ「一応、キャラ造形的なコンセプトは、真っ当な正義の味方+シンヤの狂気、と言った所か。ちなみに、本編アーチャーよりは、「英雄としての純度」は高いが、純粋な戦闘能力ではだいぶ劣る」

ア「ふむ?」

シ「ヒソカが言うところの、メモリの無駄遣いだな。剣技に注力したせいで、弓はともかく、魔術面、つまり戦闘手段としての剣製でエミヤに劣る。それと、戦略面での呵責の無さで勝ち目が無い。根っからのベビーフェイスと、場合によってヒールも辞さないヒーローの差もある」

ア「尖った結果、総合値で劣ると言う事ですか」

シ「そう言う事になるな。故に、真っ向からの剣技でのぶつかり合いなら負ける要素はない。エミヤが本気で勝ちに来ると、俺に勝ち目は無いという話だ」

ア「ステータスとしては、「本編よりセイバー寄りなアーチャー」になりますか」

シ「だな。後は、そうだな。英雄としてのイメージだが、正義の味方と呼ばれノーベル平和賞を取った男がたまたま戦闘能力を持っていた、そんな英雄だと思ってくれ」

ア「その辺りの詳しい話は、機会があれば、ということで」

シ「ああ、ちなみに、俺もあのペンダントを持ってはいる。象徴としてのニュアンスは薄いがな」

ア「そうでもなければ、貴方を呼ぶ事はシロウくらいにしか出来ませんしね」

シ「士郎と凜に関しては特筆すべき事もないか。まんま本家通りの人間を、ストーリーに合わせて動かしただけになる」

ア「この二人は、確かに、語りようも無いですね……。強いて言えば、士郎が少し開き直り気味というか、更に歯に衣着せぬ感じですか」

シ「まぁ、ボーイミーツガール的な意味であのくらいで良いと思う、とのことだ」

ア「話は変わりますが、出番的な意味ではともかく、台詞が少なかったのが、言峰とギルガメッシュですね」

シ「……うむ。我とマーボーはあまりにも特殊すぎてな。原作再現をほぼ諦めて、如何にソレっぽく喋らすか、如何に喋らさずに済ますか、ソレを頑張ったらしい。あの二人は難しすぎると、度々ブログでも嘆いているな」

ア「アベンジャーやカレンを書ける気がしない、とも地味に思ってたりするそうです。それが、四日間の方の更新が遅い理由でもありますが」

シ「力量不足は如何ともし難い、とひしひしと実感しているそうだ。ハイなセンスが欲しい……」


四時間目:その他

ア「その他?」

シ「ネタだの、何だの、細々した事を纏めて話すコーナーだ。まずネタに関してだが、本編では様々なところからひっぱてきたネタが散りばめられている。探してみるのも一興だ」

ア「直近で言えば、エピローグ2の「蒼く蒼く写し出す」「こんなにも綺麗な満月の夜に」が月姫から表現を捩っていますね」

シ「本家からの台詞の捩りも多い。ニヤリとして貰える部分を出来るだけ増やそうと頑張った結果だな。そこ、手抜きって言うな。あと、パクリって言うな」

ア「その他だと、八話のタイトルなんかもパロディですよね?」

シ「うむ、白純ディルムッドが今すぐにでも殴り合い宇宙なタイトルだな。後はドラマCD鮮花が……ヒロインなのか、アレは?」

ア「捕らわれのお姫様ですからヒロインでしょう」

シ「ちなみに、採用したのはキーワードとしての「夢」と「燃え」繋がり故にだ。あれは、良い物だ……」

ア「ネタは探して貰うと言う事で。他には何かありますか?」

シ「そうだな。時系列としてはざっくりと以下の様な形だ。」


      (アーチャー召喚)
 1日目  校庭の戦い。シロウ脂肪。セイバー召喚、バサカ戦
 2日目  シロウの現状把握
 3日目  ガンド乱れ撃ち。ライダー介入。対ライダー共闘締結。
 4    キャスター、アサシン戦
 5    教えて凜先生!士郎覚醒。
 6    イリヤ襲来。互いの探り合い。(夜)偶然のランサー対アーチャー。
 7    二刀流覚醒。アーチャーの影響。
 8    干将莫耶獲得←対ライダー
 9    ダブルデート。バサカvsギル。ランサー乱入。
 10    ライダー戦決着。アヴァロン解放。
 11   決戦。シロウvsセイバー。(夜)最終決戦
       (エピローグ)



ア「こうしてみると、詰め込みまくりですね」

シ「更にこれに加えて、いくらかボツにした話もあるからな。本来なら、もう二、三話この日程に入れる予定だった」

ア「……詰め込み過ぎってレベルじゃありませんね」

シ「まぁ、ダラダラと長くなるからボツにしたんだが、それでもまぁ、こんなもんか。実質コレが、この物語のプロットになる。これ以上詳細なプロットは作らずに話を進めたが、結果として上手いことまとまった不思議」

ア「まぁ、長いこと妄想していた話の具現化ですからね。細かいところを詰めればそれで形になるのでしょう」

シ「そういう事だな」

ア「それと、気になっていたのですが」

シ「ん?」

ア「エピローグが二つなのは?」

シ「結局、どちらにするか決めかねた結果、選べないなら両方やれば良いじゃない、的発想で二つにしたわけだ」

ア「……なんと分かりやすい」

シ「コンセプトとしては、Fateトゥルーの流れを正統に汲んだものと、アルクグッド的なこまけぇこたぁ良いんだよ!な問答無用のハッピーエンドの流れの物になる。そのあたりは読んでもらえればすぐに分かってもらえることと思う」

ア「と、そんなところですか?」

シ「ああ、そうだな。何かあれば随時、質問は受付中だ。また、開講するかどうかは微妙だが、出来うる限り答えるつもりですので、お気軽によろしくお願い致します」

ア「どうも、貴方の敬語は違和感しかありませんね……」

シ「ほっとけ」


五時間目:あとがき

ア「さて、いよいよ最後ですか」

シ「あとがきということで、帰りのHRの様なものだな。以下、作者からのお手紙だ」


というわけで、皆さん、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
処女作であるところのこの作品がコレほどまでに多くの声援と激励、評価をうけたこと、誠に嬉しく思います。
かれこれ、半年に及ぶ連載期間中、モチベーションを保ち続けられたのも皆様のおかげです。
この場を借りて、深く深く御礼申し上げます。
並びに、作品をお借りしている、本家Fate制作者であられる、TYPE-MOON関係者の皆様方に最大限の感謝を。

ひとまず、UBW、剣と鞘の物語はこれにて決着です。
「鞘の居る四日間」ももちろん継続していきますが、これから先、次回作に関して一つ考えがあるので、その際はまた、ご協力、ご声援いただければ大変ありがたいです。
では、また来週お会いしましょう。
本当にありがとうございました。

By nae


シ「以上だ」

ア「では、ひとまず、これにてお別れの時間ですね」

シ「ああ、お別れだ」

ア「ここまで半年間、私たちの物語にお付き合いいただきありがとうございました」

シ「最大限の感謝の気持ちを、これからも行動で示していくつもりだ。今度ともよろしく頼む」

シ&ア『本当に、ありがとうございました』


UBW番外編「教えれ!阿智矢先生!!」
        
        ――閉――




inserted by FC2 system